【夫婦別姓】の何がヤバいのかを解説

2024年の総裁選挙のときになぜか、この夫婦別姓のことが取り上げられました。

きっかけを作ったのは小泉進次郎で「さっさと進めるべきだ」と総裁選で発言したから。そこから各総理候補が夫婦別姓を支持する派としない派にわかれた。

夫婦別姓とは?

なんとなく世論は「夫婦がどちらか好きな姓を名乗ること」つまり、女性は結婚しても旧姓のままでいられることなんだよね、という認識だと思う。

それもそうなんですが、夫婦だけでなく実はその子供も影響を受けてきます。

夫婦だけの話ならいいのですが、子供が生まれたら父母どちらか1つの姓を選ばなければいけません。そうなると、どちらかの親とは強制的に別姓となります。

1人目の場合は父親の姓を選び、もし2人目の子供が母親の姓にした場合は親子&兄弟が別姓となります。

つまり「ファミリーネーム」というものが存在しなくなるのです。

子供の姓が決まらない場合

子供をどちらの姓にするかは夫婦だけでなく、親戚などでも対立する場合があります。話し合いで解決しない時は家庭裁判所ざたになります。

ですが、何を基準に家庭裁判所が子供の姓を決めるのかはまだ明確に決まっていません。

国民はどれだけ賛成しているか?

ではこの夫婦別姓にどれだけの人が賛成をしているのか、いろいろなアンケート調査の結果がでています。

NHK調査

賛成 62%
反対 27%

朝日新聞

賛成 73%
反対 21%

法務省

現状維持 27%
導入するべき 29%
旧姓利用の法制度 42%

上の3つのアンケート結果を見ると、左派系のNHKと朝日新聞の質問は「賛成」か「反対」の2択になっていて、法務省ではより具体的な回答案をだしています。

つまり「夫婦のどちらか好きな姓を選べはいいんじゃない?」という考えの人も、賛成派にカウントされているということになるのです。

この賛成派の人達は「戸籍を壊す」「親子強制別姓」までの考えはないことがほとんどです。

法務省のアンケート結果をみると、国民の多くは今のままで旧姓が公に使える範囲がひろがってほしい、という考えなんだと思います。

夫婦別姓がヤバい5つの理由

実は過去にも2回ほど、民法改正案がでていました。

参議員では鳩山さんが党首だった民主党で、衆議員では立憲民主党からです。

ですが、やっぱり夫婦別姓は「ヤバい」とする、今は亡き安倍さんを筆頭に抑え込まれていました。

なぜ夫婦別姓が危険なのか?

① その人の家系や生まれなどのルーツがわからなくなる

→ 犯罪歴や帰化人かどうかもわからなくなる

② 戸籍制度を壊す一歩となる

→ 戸籍には原則として1つの姓しか入れられないという矛盾がでてくる

③ 親子や親戚のつながりが希薄になる

→ 夫婦だけでなく親子別姓になる

④ 皇室破壊につながる

→ 万世一系がそもそも矛盾することになる

⑤ 先祖がたどれなくなる

→ 夫婦別姓とは戸籍法の改正になる

夫婦別姓=戸籍法改正

夫婦別姓を通すには「民法」と「戸籍法」を改正するということになります。夫婦別姓にすると、戸籍謄本には2つの姓が入るようになります。

ここだけみれば1つの戸籍に夫婦が入れていることになっていますが、戸籍法では「1つの戸籍には1つの氏が原則」という決まりに反してしまいます。

戸籍は家名・家系を目に見える形にしていもので、そこに別の姓が入ると名前の記載順序がかわるので「戸籍筆頭者」で先祖をたどることができなくなります。

現在、ほとんどの日本人が戸籍をたどれば明治時代くらいまで先祖をたどることができるが、夫婦別姓にするとそれができなくなるのです。

つまり出生地などもわからなくなり、国籍もわからなくなってしまう。

夫婦別姓は誰得?

夫婦別姓をとにかく推し進めたいのが、

経・団・連

・女性の社会進出しづらくしている

・結婚にためらい少子化の原因になっている

・海外では理解されづらい

などの理由があげられています。確かに、海外でバリバリ活躍したい女性の中には不便だと感じている人も少なからずいるとは思います。

ですが、その一握りの利便性を改善するあまりにデメリットも多くあるんです。

一般的にみると、現在は旧姓の通称使用も高市さんによってかなり拡大されてきました。

なのに、それでも夫婦別姓にした方がお得な人達って?

・帰化人

・犯罪者

・外国人

・自分のルーツ(出自)を隠したい人

夫婦別姓に賛成な国会議員たち

2024年に行われた総裁選の中で夫婦別姓に賛成したのはこの人達。

で、その他の議員で声をあげているのが

れんほーさんと、

山本太郎さん、

公明党さん。

もう、察し・・・・。

最近では自民党の中でも夫婦別姓を叫ぶ議員もチラホラでてきてます。

世界での夫婦別姓事情

アメリカ、フランス、ドイツなどの先進国をはじめ中国や韓国なども、ほとんどが夫婦別姓です。

そんなわけで「日本は遅れている」「世界では自由に姓が選べる時代だ」ということを言う人がいますが、それは違います。

日本は独自の文化や歴史があり、IQの高い民族としても知られています。

世界に合わせることがそんなに必要なのか?

本当に女性差別に直結するのか?

を考えなければいけませんよね。

逆に韓国では名乗りたくても嫁が夫の籍に入ることは許されていません。なので、一緒のお墓に入ることも禁じられています。

それこそ男尊女卑だなと思うわけです。

海外では「家系」という概念がなく、中には日本の戸籍制度をうらやむ国もあります。

夫婦別姓の反対理由

元外国人(帰化人)が多い立憲民主党が声をあげて賛成しているのは、なんとなく納得いきますよね。

特に最近では外国人を優遇した政策が多いので、本当にこの議員は日本人なのか?と疑ってしまいます。

その人のルーツがわからなくなるので、やはり夫婦別姓は反対です。

夫婦別姓を進めることは家族の問題ばかり言われていますが、得をする人はどんな人達なのかをよく考えましょう~。

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