2023年最新の各政党支持率は?

毎月テレビや新聞、ネットなどで各政党や内閣の支持率がどれくらいあるか?が発表されていますが、あれってどうやって調べているか気になりませんか?

支持率とは国民からどれだけ評価を得ているか?の目安になりますが、現在の各政党や内閣の最新の支持率を紹介したいと思います。

NHK各政党支持率(2023年10月10日データ)

安倍さん2回目の内閣発足から自民党の支持率はだいたい30%~40%台をキープしていましたが、岸田さんになってから最近では自民党の支持率が低迷しています。

では岸田内閣の支持率はどうでしょうか?

最新岸田内閣支持率(11月6日)

支持する:28.3%
支持しない:62.5%
参考:共同通信社による電話調査にて

内閣支持率は過去最低の数字となっています。さて、この支持率には「政党支持率」と「内閣支持率」という2つがあるということ。

この違いを解説したいと思います。

政党支持率と内閣支持率の違いは?

政党支持率とは、各政党の活動や公約などについてどれだけの国民が指示しているかどうかの目安になります。なので、その支持率は政党によってだされた数字になります。

内閣支持率とは、岸田総理をはじめその他の大臣とで作られた20人の内閣(チーム)へのピンポイントの支持率。

⇒内閣の大臣の仕事をそれぞれ簡単解説!

たとえば、内閣にいる大臣の誰かが不祥事をおこしたり全然国民の希望に添わない政治をしていると支持率がどんどん落ちていきます。

内閣支持率危険水域とは?

支持率がどんどん落ちてくると「危険水域に近づいてきました!」とよく言われますが、どういう意味でしょうか?

これはその内閣がまだまだ継続してやっていけるかどうか?の指標をあらわしていて、50%以上で安定政権と言われ、30%以下になると危険水域となります。

青木の法則とは?

元自由民主党の参議院で官房長官も務めた「青木幹雄」による、内閣の安定を数字であらわしたもので「青木率」とも呼ばれています。内閣支持率と政党(与党)支持率を合計して50%を切ると政権が崩壊すると言われています。

過去に森内閣や麻生内閣、鳩山内閣がこの50%を切って政権が倒れています。

支持率ってどうやって誰が調べているの?

支持率の調査方法は主流として4つあって、各新聞やテレビ局・通信サイト・地方自治体などが国民個人に対しておこなっています。

① 面接方式:直接自宅に訪問して調査を行う

② 電話調査:ランダムに固定電話や携帯電話に連絡し調査を行う

③ インターネット:アンケートサイトなどで調査を行う

④ 郵送方式:自宅に郵送し調査をおこなう

他にも街頭インタビューやインタビューなどの調査方法もあります。

支持率は何人に聞いている?

日本で選挙権を持っている人は約1億人ほどいるのですが、だいたい1000人~3000人ほどで調査されることが多いようです。

色々な意見をまんべんなく拾うように、世代や性別もバラバラにランダムに聞いています。

新聞やテレビで支持率の数字が違うのはなぜ?

これは各社の「聞き方」によって支持率の数字にばらつきや差がでると言われています。

たとえば「あなたは今の岸田内閣を支持しますか?」と聞かれた場合「ちょっとわかりません」と答えた人に対して「どちからというとどうでしょうか?」と重ねてもう1度聞いたら「どちらかと言えば・・・」と答える人が多くなります。

もう1度聞きなおすかしないかの各社のルールによって、数字に差がでるようです。

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